冨山太一さん(アーティスト)インタビュー(前編)
HOTEL NUPKAの1Fラウンジ / CAFE & BAR空間に展示されている3点のアート作品。これらは地元十勝で活動する新進気鋭のアーティスト、冨山太一さんの作品です。今回は、冨山さんにアーティストとしての活動や作品に関するお話をインタビュー形式(前半/後半の2回)でご紹介します。
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ヌプカ:先ずは簡単に自己紹介をお願いできますか?
冨山さん:アーティストの冨山太一(とみやまたいち)です。
現在十勝を拠点に作品を制作しています。
余談ですが、十勝とは全然関係ない「キューバ」をモチーフにした作品を9年間制作しています。
ヌプカ:NUPKAがリノベーション工事が始まる前の旧建物で個展を行われたそうですが?
冨山さん:HOTEL NUPKA改装工事前の2015年7月、廃業した旧ホテルみのやの1階から5階までの全館を使い、自身初の個展「フラグメント」を開催させて頂きました。
ヌプカ:冨山さんお一人で建物全館を使って展示したんですか?
冨山さん:約10年間制作してきた作品の中から、100点ほどを断片的に選んで展示しました。ホテルですから、ひとつひとつの部屋に1点〜数点の作品を配置していきますが、部屋を巡って展示を見るお客さんは、例えるなら本をめくるように次のページ(部屋)に移動して、初めて作品を見ることができる。そこがギャラリーに展示するのとは違う面白さがあると思いました。
冨山太一個展「フラグメント」会期中の会場内の様子
ヌプカ:ご苦労もあったのではないですか?
冨山さん:廃業したホテルだったため、ベッドなどの備品が埃を被ったまま残されており、片付けたり掃除するなど、展覧会として作品を見せる環境を整えることや、展示の導線を考えるのが難しいところではありました。
(後編に続く)
http://www.nupka.jp//tomiyama-taichis-artist-interview-part-two/
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