〈サイクリング〉十勝の広大な平野、海沿いや山間部を自転車でめぐる
2021.05.01
十勝と言えば、北海道の内陸に広がる広大な平野を連想します。
車も少なく道幅は広い地域なので、サイクリングには持ってこいのエリアですが、十勝は平野ばかりでなく海沿いの道や山間部もあり、意外に変化に富んだエリアでもあります。
サイクリストの集まる十勝では、帯広を中心に8の字型に描いた『トカプチ400』という名の、約400kmのサイクリング基幹ルートが設定されています。
北にある大雪山系エリアから南下し、南の海沿いの道まで、手付かずの自然の中や、どこまでも広がる畑、その西側に連なる日高山脈を眺めながら、あるいは途中で温泉や食事を楽しみながら… と、十勝の土地ならではのサイクリングを楽しめます。
この『トカプチ400』は2021年5月、国土交通省の指定する“ナショナルサイクルルート”に認定されました。
厳しい寒さと積雪のある冬季は、一般的なロードスポーツ車でのサイクリングを楽しむのは難しいのですが、雪の中の道をファットバイクで楽しむ方も、最近少しずつ増えて来ました。
広い十勝を、自分の脚の力で進んで、全身で体感してみませんか。
◎Cycle Tourism Japan トカプチ400
https://www.ctjguide.com