「犬ぞりツアー by マッシングワークス」体験記
2017.01.02
HOTEL NUPKAスタッフの”shika.C”さんが、スタッフブログを始めました。記念すべき第1号は、先月行われた鹿追町での犬ぞりツアーの体験記。
shika.Cさんのブログは、https://nupka-staff.goat.me でご覧いただけます。
2016年12月15日。正式なシーズン開始前の時期に、マッシングワークスの滝田さんからご招待いただき犬ぞりツアー体験に他のスタッフと一緒に参加しました。冬の十勝でとても人気のアクティビティ、期待が高まります。
マッシングワークスの場所は鹿追町瓜幕西31線25。帯広からは車で約1時間以上かかりますが、行く途中で十勝の雄大な景色を見ることが出来るため、移動も観光の1つと言えますね。この日は雲一つない晴天で、行き帰りはとても気持ちの良いドライブとなりました。
到着すると馬や犬たちが出迎えてくれます。
挨拶を済ませた後は犬ぞりツアーを行う上で重要な防寒着に着替えます。
写真は20年前に離農した農家の古民家を一部改装して作られた着替え部屋です。ウェア、帽子、グローブ、ゴーグルなど防寒のための着替えは完備!しっかり着込んで備えましょう。
奥にはツアー終了後に休憩するための飲食スペースがあり、ココアや自家製のゆず茶が人気だとか。
着替えが終わったら、ツアーの準備が終わるまで、犬ぞりを引いてくれる犬たちとの触れ合いタイムです。そりと言えば帯広で有名なばんえい競馬の馬から筋骨隆々な体を想像しますが、犬ぞりはあくまで持久走。マラソン選手のようなスラッとした足と引き締まった体が特徴的です。
こちらは犬ぞりを引かない、モコモコの看板犬。そりは引きたくないんだワン…といった感じで、ぐでんと横になっています。
犬ぞりに乗っている間の注意点や操作方法を聞き、いよいよ開始となります。ガイドの滝田さんがそりを引く犬を選んでいる間は犬たちが大興奮!自分を選べとワンワン鳴きます。滝田さんに選ばれてハーネスを付けられた犬はどこか誇らしげな雰囲気ですね。
犬ぞりツアーは約1時間かけて13kmのコースを走ります。この日は5名で参加し、2台の犬ぞりにそれぞれ2名ずつ乗り、もう1名はスノーモービルに乗って走る犬たちを前から見ていました。
時々休憩を挟むので、その間に犬ぞりの前、後ろ、スノーモービルに乗る人をローテーションします。
犬ぞりに乗っている間は結構なスピードが出るため、がっしりと両手でレバーを掴んだり、カーブの際は踏ん張る必要があります。結構体力を使いますね。
走ると体が熱くなりますが、それは犬も同じ。長距離を凄いスピードで走る犬たちは体が毛で覆われていることもあって熱がこもるため、休憩になると雪に体を擦り付けて冷まします。
前日は曇っていて雪も降っていたそうなのですが、この日は天気にも恵まれ絶好の犬ぞり日和となりました。寒空の下を犬に引かれて猛スピードで進むのは爽快感があり、貴重な体験をすることが出来ました。プランによっては一人で犬ぞりに乗ることも出来るので、公式サイトを是非御覧ください。